BF5は行き過ぎたポリコレなのか?

一発目は重い話題の気分なので重い話題でいきましょう。


ようつべの公式PVで高評価が10万も低評価を下回るという、賛否両論と言うのも苦しいくらいに荒れているBF5ですが、EAチーフオフィサーのパトリック・ソダーランド氏曰く

「反発は受け付けられません。私達には信念があるのです。今回のように理解しない人たちは2つの選択肢がある。受け入れるか、ゲームを買わないか。どちらでも構いませんが、現状のままは良くありません」


結論だけ言ってしまうと「嫌なら買うな」を言い切ってしまいましたね。当の製作サイドにそれを言われちゃあ従うしかあるまいよ。完全にコミュニケーションを拒否しています。


まぁ実際のところ大体ソ連に限って見れば女性兵士は活躍しまくりですし、WW2の最前線に女性が居ることにはなんの違和感もありません。件の義手の女性兵士はフランス人レジスタンスですがこれも史実的にはちゃんと存在してます。義手してたかまでは知りませんが。

BF1の黒人パイロットも史実的にどうなんだと思いきやちゃんとフランス黒人部隊、それもパイロットいました。ユージーン・ブラッド(英語版)という人初めて知りました。かっこいいですね

あとWW1ならオスマン帝国は忘れてはなりませんね。かの国も非常に多くのアフリカ系トルコ人というのがいて戦争に参加して戦車やら戦闘機も乗り回しました。

よくお祭りゲーだとか言われますが最低限の社会的背景とかの「舞台」のリアルを汲み取ってくれる硬派さはやはりBFだなというのが史実厨的な感想です。


じゃあBF5は行き過ぎたポリコレでもないんじゃないの?と思いますが残念ながらそれはそれ、これはこれ。僕はこれに関してはイキスギだと思っています。

僕の基準ですがポリコレには「ポリコレの基準を勝手に決め始める」フェーズと、それを「押し付け始める」というフェーズがあると思っていて、決める事には何にも文句は言いません。従うかどうかは自分で決めますし内輪でやってればいい話です。

エレクトロニックアーツはその次、押し付けのフェーズに入りだしているのでアウトだと思っているんです。特に明確に企業側が思想を理由として顧客を責めているというのがかなり踏み込んだケースですね。

史実もクソもないのに大炎上した「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でライアン・ジョンソンがSNS上で罵詈雑言の応酬してましたがそのレベルのケースだと思っていいかと。ていうかSWBF2も炎上しましたしEAは炎上体質が染み付いてますね。

なぜEAがここまで炎上したのかというのも結局最初の結論に行き着いてしまうわけで。つまりゲーム売ってる側が買うなと言っちゃあおしまいなんですよ。ようつべの評価だけ見るなら何百万人もの忠実なBFファンの過半数が買わないという選択を選ぶのでしょう。個人製作のゲームならまだしもあまりに傍若無人な発言ですし。下手糞なマーケティングをしたもんですね。触らぬポリコレに祟りなし、と彼らは何時になったら学ぶのでしょうか。

まあ僕はセールでアホほど安くなったぐらいに買うつもりなんですけどね。ひこうき飛ばしたいので。

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